生姜のパワーはすごい!!!

生姜

最近、TVや雑誌などで「冷え撃退のために生姜を食べましょう!!」と見聞きしませんか?TVや雑誌などで紹介されていると「なんとなく いいんだろな〜」と思いますよね。でも、なんとな〜く、ではなく本当に生姜ってすごいんです。

私達現代人は体が冷えている人がとても 多いそうです。冬になると、夜なんて足が凍ったように冷えちゃってつらい。。冷え性でなんだか体がつらい。。とお悩みの方、多いのでは ないでしょうか? 実をいうと私もそのひとりです。冷え性で長年、悩んできました。どうにかして冷え性を改善したい、と思っていろいろ調べているうちに 生姜は冷えにとてもいい、ということを知って、毎日の生活に積極的に取り入れています。

例えば、毎日最低3杯、生姜紅茶を飲んだり、お味噌汁の中に千切りした生姜を加えてみたり、スープの中に加えてみたり、煮込み料理に加えてみたり 魚料理に加えてみたり、とにかくいろいろな料理で生姜を加えています。

でも具体的にどのくらい生姜ってすごいんだろう。なぜ冷えにいいのかな?という疑問がわいてきますよね。これからその疑問を解消すべく 生姜のすごい力を紹介していきます。

生姜ははるか昔から注目されていた!!

最近、漢方薬が注目されていますよね。驚くことに病院で処方されている漢方薬のうち約7割の薬に生姜が含まれているそうなのです。 薬に含まれている材料だと聞くだけで「生姜ってすごい体にいいんだ」と思いますね。 漢方薬に使われているということで中国では古く昔から生姜の薬理効果が明らかにされていて、さまざまな不調の改善に役立てていたのです。そして3世紀以前に中国から日本へ伝えられました。それ以来日本でも薬理効果が高い食品として注目されいろいろな場面で使われるようになりました。

歴史上では、生姜の効果が改めてすごいことが納得できるエピソードがあります。 14世紀、イギリスのロンドンでペストが大流行してたくさんの市民が亡くなってしまいました。 しかし、生姜を食べていた市民は誰一人死ぬことはなかったそうなんです。 その話を聞いた当時の国王ヘンリー8世は、イギリス国民に生姜を食べるように勧めたそうなんです。 その結果、小さな人の形に焼いたジンジャーブレッドが食べられるようになったそうなんです。 生姜を食べたことによって助かった、なんていう話を聞いたら生姜の力って本当にすごいんだなー、って改めて思いますよね。

なぜ、生姜を食べたことによって助かったのでしょうか? 生姜には体内の血行を促進したり、発汗作用や循環機能の活性化作用があります。そのため、体にある毒などを出したり、外から入ってくる 病原菌などの異物に対する防衛機能が強化され、結果、病気を防ぐことができた、ということなのです。

加熱して摂るとあっため効果抜群!!

生姜の薬効成分は、ジンロゲン、ジンゲロール、ショウガオールなどの辛み成分です。 生姜は加熱すると温め効果が増します。それはどうしてかというと、生の生姜に多いジンゲロールという成分が加熱すると大部分がショウガオールに変わります。このショウガオールは体を温めてくれ、体のエネルギー消費を高めてくれる作用があるのです。 ということからも、ショウガは加熱してとるといいのですね。お味噌汁に加えてみる。スープに加えてみる。というようにいつもの食事に生姜を加えるだけで 体がポカポカになって代謝がよくなります。 生姜が入った飲み物や食べ物をとった時、体がぽかぽかしてくるのを感じたことはありませんか?これは生姜の辛み成分、ショウガオールのあたため効果によるものだったのですね。 そして驚くことに生姜が生み出す熱は食後3時間は続くということなのです。

そして、ショウガオールは抗酸化作用がとても強く、抗ガン作用があるといわれていて、アメリカの国立ガン研究所が定めている「ガン予防が期待できる食品」に選ばれています。

手軽に摂取できて、体を温めて病気、不調を予防でき、ガン予防もできるかもしれない、ということで本当に生姜のパワーには恐れ入りますね。

便秘にもいい!!

生姜を摂取すると、胃腸などがある体幹に血液があつまり消化活動が活発になるということなのです。 ということで、胃腸の冷えが原因の便秘でお困りの方は生姜をとることによって改善されるかもしれないですよね。

強い殺菌作用

生姜には独特の風味や香りがあり、肉や魚の臭みを消すためによく使われますよね。 生姜に含まれる成分のジンロゲン、ショウガオールには強い殺菌作用があります。

お寿司を食べる時、一緒に「ガリ」を食べますよね?このガリは生姜を薄く切って甘酢漬けしたものです。 生姜には殺菌作用があり、食中毒を防ぐ効果があります。お寿司は生物ですからお腹を壊す可能性が高いですよね。 ガリと一緒に食べれば安心ですね! そして生魚は体を冷やしてしまいますが、生姜の辛み成分「ジンゲロール」は健胃・発汗作用があり、体を温める効果があるのです。 お寿司はおいしくてたくさん食べたいですよね。でも体を冷やしてしまうという欠点があるのですね。それを補ってくれるのが生姜である「ガリ」なんですね。 生物でお腹を壊したり、体を冷やさないようにするためにガリを一緒に食べるなんてよく考えられてますね。昔の人は本当にすごいです。

生姜の効果

いろいろな生姜の効果を紹介していきましたが、ここで生姜の効果をまとめてみたいと思います。

・体を温め、血液の流れをよくしてくれる
・血液の汚れをとってくれる
・脳の血流をよくしてくれるのでうつの改善につながる
・血栓を予防してくれ、血栓を溶かしてくれる
・発汗が促進され体液の流れがよくなる
・消化機能が促進される
・利尿作用がある
・高血圧の場合は低くし、低血圧の場合は高くする
・食物の菌を殺す

摂りすぎても大丈夫なの?

私達の体にとって万能薬ともいえる生姜。体にいいからいっぱい食べよう!でも食べ過ぎても大丈夫なのかな?副作用はないの?と 心配になりますよね。 結論からいってしまうと、体に違和感がなければ大丈夫!だそうです。
しかし、以下のような症状がある方は、生姜を摂るのは避けた方がよいとのことです。

@体が熱く、いつもほてっている人
A皮膚や舌が異常に赤い人
Bひどく汗かきの人
C高熱(40℃以上)を出している人
D皮膚がひどく乾燥している人
E頻脈のある人
F脱水症状のある人
G血便のある人』

「体を温める」と病気は必ず治る  石原結實 著 より


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